【⑱まちのお店】御菓子処・餅信
地域で愛される老舗和菓子屋さん
以前は和菓子屋さんらしい落ち着いたお店だったそうですが、創業100周年のときにリニューアル。明るい雰囲気で、若い方でも入りやすいです。
ちなみに、地域周辺の商店街には和菓子屋さんが他に3店舗ありますが、集まっているのは偶然だそうです。通常、和菓子屋さんはかつての城下町に多いのだとか。
看板商品は『噂の栗どら』
『噂の栗どら』は年間20万個も売り上げる一番人気の商品です。なんと、楽天市場デイリーランキングのどら焼き部門で何度も1位を獲得しています!
皮が閉じられないほどのボリュームで、素材にもこだわっているんだとか。塩入りのバターと北海道産小豆の甘みが絶妙で、栗の旨味も引き立てています。そして、厳選した栗がごろごろ。商品名にはそのこだわりが噂になってほしいという気持ちを込めているそうです。
全くくどくなく、ペロリと1個たべられてしまいます…!一度食べれば虜になってしまうかもしれません。セットの真っ赤なパッケージも可愛いです!
また、四季ごとに季節を感じられる限定商品もあります。夏にはかき氷をイートインで食べることができ、お正月には12種類もの生菓子が並びます。どの季節でも楽しめますね!
そして、各務原市にまつわる銘菓も魅力的です。かつての陸軍飛行場で生まれた飛行機のプロペラをイメージした焼印の『飛行機餅』、市の特産品の紫芋を使用した『水と緑の散歩道』、市の花であるツツジをかたどった『かかみ野旅情』、市にある炉畑遺跡をモチーフにした『炉畑のともし火』…!ついつい語りたくなってしまう各務原市の歴史や名所をモデルにしたこれらの和菓子は、お土産にももってこいですね!
マーケット日和当日のおすすめは栗の商品!
取材では和テイストのモンブラン、『マロン大福Premium』をいただきました。外側のお餅はやわらかく、中には渋皮栗やマロンクリームなどがたくさん詰まっています。お餅の上にまぶされたきな粉は良いアクセント。
マーケット日和の日は、商店街を回遊していただけた方に嬉しい特典もあるそうです!
今回のインタビューにご協力していただいた会長の信田充康さん(3代目)は若い世代の活動に協力的で、ご自身が生まれ育った那加商店街の様子や、4代目の息子さんが作る美しい生菓子のことなど、本当にたくさんのお話をしていただきました。
是非、餅信さんに訪れてみてくださいね!
文:木村胡乃美
写真:水越咲良
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御菓子処・餅信
住所:岐阜県各務原市那加本町7
営業時間:8:30~18:30(水・日・祝のみ8:30~18:00)
定休日:なし
Instagram:https://www.instagram.com/akihiro_nobuta/(4代目の信田晃弘さん)