【⑥まちのお店】KAKAMIGAHARA STAND
学びの森に佇む、開放的なカフェ
もともと岐阜大学だった場所が整備され、2006年に公園として生まれ変わった「学びの森」。「冬ソナストリート」と呼ばれるイチョウ並木が象徴的で、休日には多くの人で賑わっています。
そんな並木道の隣にあるのが、KAKAMIGAHARA STANDさん。
2016年から、一般社団法人かかみがはら暮らし委員会さんが運営している人気のカフェです。
学びの森に調和するように佇んでいる「雲のテラス」内にあり、学びの森に向かって全面ガラス張りなので、とっても開放的。雲が舞い降りたような屋根が印象的ですね!
大人気!個性豊かな秋色蒸しぱん
KAKAMIGAHARA STANDさんといえば、看板メニューの蒸しぱんが大人気!
100種類以上もあるラインナップの中から、季節がわりや日替わりで販売されています。プレーンをはじめ、「しそチーズ」など、蒸しぱんとしてはかなり個性的な、季節の食材を取り入れたメニューもあるそう。気になります…!
マーケット日和当日は、定番人気のものと、スタッフイチオシの蒸しぱんを予定されているとのことですので、お楽しみに!
本日選ばれたのはこの子たち。お行儀よく並んでいて、どこか誇らしげ。かわいい…!
メニューはスタッフさん達が考案、試作を重ねているとのこと。自由な発想を自分達で形にできるなんて、とっても楽しそうですね!
蒸しぱんに使用されているジャムやかぼちゃペースト、あんこなどは全て店内で手作り。余計なものは加えず、甘味はきび糖のみを使用しています。蒸しぱんを我が子のように可愛がりながら、毎日こころを込めてスタッフさんが蒸し上げています。
最近は「いちじくジャムとクリームチーズ」「さつまいも」「紅茶りんご」など、秋色のラインナップが続々登場しており、彩りも豊かです。
深まる秋を、芳ばしいほうじ茶と共に
この秋は「ほうじ茶」推しのKAKAMIGAHARA STANDさん。揖斐川町にある「傅六(でんろく)茶園」さんの無農薬ほうじ茶パウダーがふんだんに使用されており、蒸しぱんでもドリンクでも、ほうじ茶を使用したラインナップが一番人気なんだとか!
こちらの「ほうじ茶蒸しぱん」は、ほのかな甘味ともっちり食感が魅力的。ほうじ茶の風味が口いっぱいに広がります。シンプルで素朴だからこそ、ほっとするおやつです。
そして蒸しぱんのお供に欠かせないのが、おいしいドリンク。豊富なメニューの中から、今日の気分に合わせて選べます。
一番人気は「黒糖ほうじ茶ミルク」。ふわっと芳ばしい香りに心がほどけます。ほんのり甘くてミルキーな風味が相性抜群で、とっても贅沢な余韻…深まりゆく秋を感じられるドリンクとなっています。
ちなみに、メニューに葉っぱのマークがついているものは、無料で牛乳から無調整豆乳に変更してもらえます。お好みでカスタムできるのは嬉しいですね♪
「11月後半頃にはイチョウ並木が見事に色付き、黄金の世界が広がります。マーケット日和が終わった後もピクニックが気持ちいい時期なので、ぜひ公園とセットでKAKAMIGAHARA STANDを楽しんでください!」とお話して下さったスタッフの水野さん。
また、11月2日は特別に夜営業もされます。21時まで営業時間を延長して、いつもとはちょっと違うメニューも準備されているんだとか!
秋が終わり、冬になっても幻想的なイルミネーションがとても人気で、季節ごとに違った表情を見せてくれるこのイチョウ並木。KAKAMIGAHARA STANDさんは全てのメニューがテイクアウトできるので、美味しい蒸しぱんとドリンクをお供に、ぜひご家族と、お友達と、大切な人と…学びの森で、季節の移ろいをのんびり楽しんでみてくださいね。
KAKAMIGAHARA STAND
住所:岐阜県各務原市那加雲雀町10-4
営業日時:11:00~17:00
※11/3は10:00~16:00
定休日:木曜日
HP: https://kakamigaharastand.com/
Instagram:@kakamigahara_stand
文:渡辺 知里
写真:杉田 映理子