2022-12-27

【当日編】マーケット日和2022、ご来場いただきありがとうございました!

今年も無事にマーケット日和を開催することができました。ご来場いただいた皆様、運営のサポートをしてくださいました皆様、本当にありがとうございました!

今年は、「めぐる、つながる、ひろがる」のコンセプトのもと、公園で生まれた賑わいを、まちへ広げるという新たな試みに取組みました。皆さんはどんな1日を過ごしましたか?

マーケット日和史上、最大のエリア数。様々な場所で、企画や販売が行われていた1日を振り返っていきます。


公園エリア

今年は、「学びの森」と「市民公園」の2会場。同じ公園でも表情を見せてくれました。

マーケット

3年ぶりに公募の出店者募集。スタート前から列ができているお店が続出し、コロナ前の光景がもどってきたようで懐かしく嬉しい気持ちになりました。
出店者スペースが大きめということで、展示スペースを広げたり、コラボ出店されていたりと、お店ごとにスペースを活かしたレイアウト。みなさんは何を購入されましたか?

音楽ステージ

学びの森では、アイリッシュ音楽が学びの森を包み込みました。フィドルやギターなど、様々な楽器の音色や優しい歌声が折り重なって、マーケット日和の雰囲気を醸しだします。

ご出演いただきました、バルカニクスさん・安藤明子さん・小松大/長尾晃司/ヒロシのみなさん、晴天にピッタリな演奏をありがとうございました!

市民公園では、コンセプト「会話と音楽と休憩」にセレクトされたレコードが並び、VIDEOTAPEMUSICさん・nutsmanさんをお招きしトークイベントを開催。

様々な人が集う公園で、音楽を通してつながりたいという思いから初めて企画したレコード企画。公園でお気に入りの音楽を聴きながら過ごす時間もいいかもしれませんね。

KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE

絵本フェスが開催されたいたKAKAMIGAHARA PARK BRIDGE。移動図書館や絵本の読み聞かせなど、絵本を手に持つ子どもたちの姿が多くみられました。

コトバ de ストレッチ 第二弾「テクテク・コトバ」

岐阜出身の歌人・野口あや子さんが、まちのお店や公園の短歌を詠み、インスタレーション作品として展示した企画。「まち」で感じたことを「コトバ」にすると、その場所の特徴を改めて実感できるような気がします。皆さんも、自分の感じたことを「コトバ」に表現してみてくださいね。

中部学院大学「学びの森フェスティバル」

校内ではステージ発表や体験型ワークショップ、学びの森では丘の滑り台が行われました。

コロナウイルスの影響で通常開催を体験する学生が少ない中開催された大学祭。当日は、学生達が楽しそうに運営する姿をみることができ、こちらまで嬉しい気持ちになりました!

(写真:林 謙助

市民大茶会

市民公園の中にある「茶室」。目の前で、お抹茶を点てている様子を見ると、自然と自分自身も背筋がピンっとたち、心が落ち着くような気がします。


商店街エリア

今年は、公園からまちへ賑わいを広げるため、公園の西側にある那加地区商店街へエリアを広げました。

OKBエリア「キッズアートブース」

公園から商店街までは子どもにとっては長い道のり。商店街に楽しい体験が残る場所をつくりたい思いから企画しました。壁に絵を描いたりホッケーで遊んだり、朝一にはスタンプラリーの用紙をもらうための列ができたりと。銀行の駐車場を使う初の試みは、想像以上の賑わいを生むことができました!

リトルクリエイティブセンター

柳ヶ瀬と大垣と各務原のコラボ企画『「まち×マーケット」リトルサミット』。マーケットがマーケットに出店するってどんな感じになるのだろうか?とワクワクしながら迎えた当日。

柳ヶ瀬は「柳ヶ瀬をたのしいまちにする株式会社」のオリジナルグッズや「cafe & bar ひとやすみ」のドリンクの販売、大垣は「すいとラボ」さんがドリンクや焚火でマシュマロ焼きなどの販売が行われていました。

(写真:永縄健太

また、後半には柳ヶ瀬「SUNDAY BUILDING MARKET」の土肥さん、大垣の「まちなかスクエアガーデン」の河村さんをゲストにお招きし、「まち」と「マーケット」をキーワードにトークイベントを開催。

「マーケット」が消費される存在ではなく、どうやって人を巻き込み、日常へとつながりを持たせていくのか、1時間だけでは話が尽くさないほど話が盛り上がりました。

次回は、4月に大垣でコラボ企画を計画しているのでお楽しみに!!

那加まちカメラ散歩

市webサイトOFK編集部のライターと一緒に、まちの魅力を見つける企画。航空機産業がきっかけで発展した、那加商店街をまち歩きしました。昭和レトロな雰囲気が残る風景をカメラに収めながら、公園エリアとはひと味違ったまちの魅力を体感しました。講師はフリーカメラマンの高田沙織さん。

(写真:各務原市広報課シティプロモーション係)

那加地区商店街

かつて、歩行者天国として道路が解放されお祭りが行われていた商店街。以前のような賑わいを、このまちで見たい思いから、空きビルとなった喫茶店「ベルハウス」をリノベーションし、拠点として活動しているメンバーが中心となり企画を進めました。

テーマは「座れる商店街」。
滞在のきっかけづくりとして歩道にベンチを設置。料理系YouTuber「かっちゃんねる」が商店街のお店とコラボした企画や、各店舗では当日限定の商品を販売など行いました。

また、商店街には居酒屋を中心に夜に営業しているお店もあります。夜の商店街も楽しんでもらうため、あえて開催時間をずらしライトをつけるなど、いつもとは雰囲気が違う商店街をつくりだしました。

(写真:永縄 健太

場所の提供や告知のご協力をいただきました、那加地区商店街の皆様、大垣共立銀行様、リトルクリエイティブセンター様、まちのお店の皆様、ありがとうございました!


まちに目を向けてみると、今まで知らなかったお店を発見できます。長年営業を続けているお店もあれば、新しいお店も日々増えています。どのお店に訪れるのも、どのルートで巡るのも自由。

日々、表情を変えていくからこそ「まち」は面白い。マーケット日和が始まった2014年から今に至るまで、学びの森周辺には新しい施設やお店、まちに関わる人が増え、より豊かになっています。

(写真:林 謙助)

来年は10回目を迎えるマーケット日和。
トークイベントでも話題に上がりましたが、「マーケット」の「まち」に対する役割について改めて考えるべき時期に来ているように感じます。

11月3日に限らず、皆さんにとって、このまちがより日常の場所になるように活動していきますので、今後の動きにご注目くださいね◎

マーケット日和実行委員会一同


マーケット日和の裏側を【準備編】の記事もあるので、ぜひご覧ください!